【開催レポート】ANF企業プレゼン会 in マツモトプレシジョン㈱ 2024.11.28

イベント・セミナー報告

ANFでは年に2回、会員企業様に伺い、工場・施設見学と新入会企業様など数社に現在の取組や技術等をプレゼンいただく機会を設けています。

今年度の第2回目は、マツモトプレシジョン㈱様の工場にて開催しました

日時: 2024年11月28日(木)13:30~
17社・5団体、45名の方に参加いただきました。

冒頭、松本代表(マツモトプレシジョン㈱代表取締役社長)より、
「ANF活動方針・事業プラン」について説明

ANFの来年度の事業として、次世代の経営層及び幹部層の育成研修を、マインドとスキルの両面から、AiCTコンソーシアムの企業の協力を得て企画。

 

<企業プレゼン>

①株式会社Creation Enterprise(自動化装置、設備修理・メンテナンス)
「Creation Enterpriseの取組ご紹介」



基本理念は、「発想と挑戦と意欲!」創造をかたちにする「ものづくり」の会社。
事業は、「製造部門」を中心に「IT部門」、「CAR部門」、「教育」、「イベントサポート部門」、「代理店部門」、「フード部門」と幅広く取り組まれています。
現在、喜多方市綾金工業団地へ新工場設立にむけて準備を進めているとのこと。

②株式会社トライアンフ(人材派遣・人材紹介)
「外国籍人材採用の現状とその留意点」


1.外国籍人材を採用するにあたり就労資格・国籍などにより様々な選択肢があり、業務・作業内容により検討が必要。
2.派遣会社、監理団体、登録支援機関が、迅速な対応は可能か、通訳者が在籍しているか等の確認が必要。
3.日本人同等の就労条件、労務管理が必要で、直接雇用の場合は住居・通勤など生活面のフォローの検討も必要。
とまとめていただきました。

③株式会社テクノア(業務用パッケージソフト開発・販売)
「IT人材0人でできる!中小製造業様のDX戦略」


DX推進活動に活かしていただきたいとのことから、
1.中小製造業の現状とDX推進の方向性
2.生産管理システム導入の選択肢(個別最適と全体最適)
3.経営改善を支える「業務効率化」と「経営可視化」の事例
4.中小製造業のDX事例
DXを推進するためのポイントを紹介いただきました。
最後に、デジタル人材が少ない中でも、支援機関・ITベンダーなど技術、ノウハウが提供できる外部リソースを使う方が圧倒的に早いし、安い。
また、推進する中でデジタル人材を育成すべし、とまとめて頂きました。

<情報提供>
・エネルギー・エージェンシーふくしま
代表 坂西欣也様より
「エネルギー・エージェンシーふくしま(EAF)の活動概要」

今後、
1.2030年以降の脱化石資源へのロードマップを明示
2.福島県の再エネ・水素分野の実証・実用化の加速と国内外へのビジネスモデル展開
3.EAFを活用した福島県の産学官民等のネットワーク構築と国内外の企業・大学・研究機関との連携
4.2040年の福島県再生可能エネルギー100%達成と日本の2050年カーボンニュートラル実現への貢献
に向けて取り組むと締めて頂きました。

「GXの取組み説明・省エネ施設見学」
・マツモトプレシジョン株式会社


同社は、
長期ビジョン=『THE SUSTAINABLE FACTORY~ファクトリーブランディングの推進』
中期ビジョン=『変革と成長』
を掲げ、
目的=企業価値を高め、社員の給料(可処分所得)を上げ続けること!
とし
手段① DXによる生産性向上 ⇒ 基幹統合システムCMEs導入
手段② GXによる環境価値向上 ⇒ 再エネ活用によるエネルギーマネジメント構築
を図っており、今回、②を中心にプレゼンいただきました。

プレゼン終了後に、工場を見学させていただきました。

※ANFでは、工場見学で設備の稼働音が大きい中でも説明が聞こえ易いよう、パナガイドという無線機器を使用し快適にご見学いただけるようにしています。

<懇親会>
企業プレゼン会後として初めて、懇親会(会津若松市内飲食店にて)を開催しました。
プレゼンターの方々との交流を通し情報・意見交換の良い機会となりました。

最後に、今回の実施にあたり
マツモトプレシジョン㈱の皆様には、多大なご協力をいただきましたこと、
心より感謝致します。
ありがとうございました。

ANF 三星

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